自分の学びたいことは生活と本で増やす
世の中には色々なタイプの塾があります。
指導の方針/形態/手順はそれぞれ違います。
どの塾のものであれ、そこは「みんな違ってみんないい」です。
ご家庭のご希望にフィットする塾で指導を受けるのが最善です。
そのためにも、事前にその塾の方針を十分把握することが重要です。
僕の方針の一つは「生徒の希望を達成する」です。
どこの高校・大学に進学するかの選定はしません。
「就職に強い看板があって入学しやすい形態の学部はこれだからここを受けるのがよい」
というような文言で生徒に進路指導はしません。
試験を受けるのも通学するのも生徒で、学費を出すのはご家庭です。
どちらでもない僕が選定する筋を僕は感じません。
そもそも僕は大学を就職の場ではなく自分を磨く場だと考えます。
自分が興味を持って4年間学びたいと思える学問を提供する大学に行ってもらいたいです。
学びたいこともあまりないのに学部学科を選んでも、遊ぶだけです。
下手をすれば「自分が学びたいのはこんなことではなかった」という残念な4年間になります。
そうならないために、生徒とは学部学科の話をします。
自分が興味関心を持てる何かを突き詰めていけるのが、いい学部学科選びです。
日頃から自分の好きなこと/興味があることを大事にしていくのが当然です。
それが世の中とどうつながっているかを知り、学びを深めていく。
そのためにも日頃から1冊でも多く本を読みましょう。
本を読まずに賢くなることも、本を読まずに大学で学ぶこともできません。
大学に遊びに行くのであれば、読まなくてもいいです。