ガンガン数学を進める有利さ
高校受験でも多少そういうことはありますが、大学受験でも学校の授業ペースに従っていては上位大学への進学はおぼつきません。
特に理系の数学の速度は、中高一貫校や横浜翠嵐・湘南のような各県の代表となるレベルの高校以外では、不十分な可能性が高いです。
理系の有力大学、文系でも国公立大学への進学を考えるなら数学はガンガン進めましょう。
入試レベルの問題に勝てる力を即身に着けるべきとは言いません。
しかし、「教科書例題レベル」「ワークの基本問題」が即答できるレベルを目指します。
これなら問題量も減らせますし、効果は確実に望めます。
高1から数学IIBに踏み込み、高2の年末までに終えておくだけでも結果が違ってきます。
これを可能にするために、毎週ペースでどのぐらいの演習を行うべきかを計画しておくことが必要です。
また、このペースを上げるために問題を解く速度を上げておければ言うことはありません。
ということは、小学生・中学生の算数・数学で計算力を上げる練習をしておくことが効果的です。
たとえ県立相模原高校の生徒であっても、中間層であれば高校の定期テストで「計算速度が遅くてテストを取り切れなかった」という生徒はいます。
自分はまずまずの計算速度を持っている、と思っている中学の偏差値60ぐらいの生徒諸君はいます。
その生徒諸君の計算力は、大学進学を念頭に置くとまずまずお話にならないのです。
もちろん4年制大学であればよし、という程度なら問題はありません。
でも、どうせ数百万の出費を我が子のためにするのであれば欲が湧くのが親心というものです。
高校生活での数学力不足を生まないために、早期からガンガン計算力を鍛えましょう。