感情と指示のどちらに従うのか
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
学力を伸ばすときに一つ大事になるのは、どれだけ指示に従えるかです。
そもそも問題文の指示を守らないレベルであれば確実に失点するのですから当然です。
でも、問題文だけの指示に従っていればいいというものではありません。
指示に従うオンオフはスイッチでなんとかなるものではないからです。
指示が出たときになんの心理的抵抗もなくスムーズに動けるのかどうか。
これは人生で得られるものを本当に大きく左右します。
指示に従わないマインドはシンプルに他人の言う事の意味を考えられない状態です。
ただ「やるように」という指示を面倒に感じたり反発したりで終わるレベルです。
言い換えれば感情で動くレベルです。
物事をよい方に動かす感情には従うべきです。
しかし、指示に従わないことが物事をよい方に動かすことはあまりありません。
諸々の指示はある分野に能力のある人間が意図を持って組んでいます。
その指示に従わない人間が能力が高いことは、確率的には高くありません。
それならば、指示にはその意図を汲み取って素直に従うべきです。
意図が見えなければ確認して従うべきです。
それが一番よい行動になる可能性が高いからです。
そのためにも、日頃から自分の感情と上手く付き合っていく必要があります。
ただ感情に従うのみでなく、自分でその行動を律することができるか。
子供の頃からできる訓練ですね。