遠い目標を持とう
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
学力を上げたいと思う人へ。
または、子どもの学力向上を願う保護者の皆さんへ。
学習するときの目標を、なるべく遠くに置いてください。
学習をする先の遠い目標を確実に持ってください。
近いところの目標は、割りに持ちやすいものです。
が、遠い目標はわりに忘れがちだったり、あいまいにされがちです。
今40点を取る生徒が居るとします。
この生徒が一生懸命勉強をし、結果、60点を取ったとします。
20点アップは素晴らしいです。
達成感を得られます。
でも、60点を目標としていたら、これで満足してしまいます。
この子は次の80点までの引き上げが難しくなります。
あるいは、一度60点を取ったことで学習が終了したような錯覚を得ます。
いわば、「満足」してしまう状態です。
ではもし100点を目標において居たらどうでしょうか。
60点取ったことで、自分がやっている作戦に間違いはないが、不足があることをわかります。
100点を取れるようになるために、80点が取れるような学習に立ち向かいます。
60点を取る学習を経験したことで、80点を取る学習への姿勢が整っています。
次回は80点に近い点数をとってくるでしょう。
生徒の学力が伸びるようにするには、100点を目標におく方がよいです。
さらに、どの高校・どの大学に進学するかを見据えておいた方がよいです。
もちろん、どのような大人になるかを考えておいた方がよいです。
そんなに子どものうちから追い込まなくても、という声も聞きます。
追い込むのではありません。
自分の将来について真剣に考えることは、きっと子どものためになります。
もちろん一度決めた将来像が、成長に伴って変化することはあります。
でも、目標を持って学ぶ生徒と、目標もなく学ぶ生徒がいて、どちらが学力を伸ばしていけるかは言うまでもないはずです。