小学生は何より算数・国語
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
小学生のうちに色々な習い事を体験するのは良いことです。
水泳でもバスケでも書道でも身になることはいくらもあるでしょう。
塾長自身の過去の体験でも、書道教室や体操教室に通った時期がありました。
どちらも残念ながら大きな成果は残せていませんが。(笑)
しかしこと相模原高校のような上位高校進学をご希望であれば、きちんとした算数と国語の力を養っておくべきです。
例えば中学生の理科の授業で扱う計算で最も重要なのは比の計算です。
小学校6年で学習する比例式を理解しておけばかなりの分野で「ああ、ただの比例だ」と思って溶けます。
つまり、特段大きな苦手感がなく学習を進められるということです。
比例の考え方の不足がある生徒は、新しい計算に出会う度に「また別の考え方の問題だ」と捉えます。
新しいことに対する怖さも面倒臭さもあるでしょうから、学習は進みにくいです。
そもそも計算速度が遅いので、その分野をマスターするまで時間がかかります。
遅いというのは受験勉強における大きな弱点となりえます。
国語だって同様です。
文を読む速度が遅ければ苦痛に感じるのが一般的ですし、文が理解できなければなおさらです。
単純に読書は好きだけれども国語の点数が伸びにくいという場合には、理解する訓練が足りません。
その場面で描かれていることは何か、登場人物は何を感じているか、筆者は何を言いたいのかを考えずにただ読んでいるのでしょう。
作品・筆者と対話するように読んでいるのではなく、テレビから流れる情報を眺めるように読んでいるのです。
こういう状態で中学以降の抽象度が上がった文章を読んでも理解が進まないのは自明です。
これらを小学校の間にいかに乗り越えておくかが、相模原高校のような上位高校への進学に影響を持ちます。
つまり、後の大学進学まで大きな影響を与えてしまうのです。
習い事を色々体験するの大いに結構ですが、合わせて学力の土台作りもまた、小学生の間に是非やってもらいたいです。
子供の将来を考えるならば、塾で学習することは可愛そうなことでは決してないはずです。