服も辞書も成長に合わせて変えよう
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
子供は毎日成長していくものです。
その成長に応じて服や靴を変えていきます。
ずっと同じものを使うのは大人になってからですよね。
学習道具でいえば、辞書/辞典は変えていくことをお勧めするものです。
例えば、青木学院で主に小学生に使ってもらっている国語辞典はこれです。
少し前の版になりますが、くもんの国語辞典です。
サイズが大きめでページがめくりやすいものです。
また、大きいページを活かして大きめの文字・ルビを使っているので、小学生にも読みやすくなっています。
カラーページで挿絵も多めなので、親しみやすいのもいいところです。
例文の後に意味を載せるタイプなので、例文に目を通してもらえる可能性が高いのも特徴でしょう。
慣用句なども小学生向けのものが収録されているので、読解のお供に最適です。
中高生に使ってもらっているのは新明解国語辞典です。
これはロングセラーですので、ご家庭の辞書としてお持ちの方も多いでしょう。
やや意味が通常の解釈からひねってあることがある「新解さん」は、大ヒット作でもあります。
言葉の意味を味わいのある解釈文で楽しむ、「読める辞書」だと言えます。
単なる説明にとどまらず、その言葉をどのような実感をもって使う人がいるのかを知ることができます。
例えば「恋」について。
特定の異性に深い愛情をいだき、その存在が身近に感じられるときは、他のすべてを犠牲にしても惜しくないほどの満足感・充足感に酔って心が高揚する一方、破局を恐れての不安と焦燥に駆られる心的状態。
いいですね。
後半の「破局を恐れての~」以降の部分が実にいいです。(笑)
辞書引きを楽しく思えれば、学習はまた一段楽しくなりますからね。
ここで辞書の解釈の面白さを味わってもらえたら、さらに「悪魔の辞典」を手に取ってもらいたいです。
このように辞書にはそれぞれの向き不向きや味わいがあります。
ぜひいろんな辞書でいろんな意味を調べてもらいたいですね。