出来る子はシンプルである
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
出来る子はシンプルです。
例えば出来る子は筆記用具がシンプルです。
シャープペンシル。2本。芯も忘れません。
消しゴム。当然2個。テスト中に落とそうが、うっかりものの友達が忘れようが、万全です。
赤ペン。太すぎないインクペン。握りやすく、採点のスピードが落ちないものが良いです。
定規。プラスチック・金属。何でもいいです。でも、キャラクターなどは描いていないものを。
蛍光マーカー。4、5本。同じ系統の色は絶対に持ちません。
このように、ペンケースに余計なものは入っていません。
ペンのキャップにちゃらちゃらと音のするチャームなどありません。
あんなものは、書くときにペンのぶれを起こすだけの邪魔者です。
こうなると、ペンケースも大きすぎないものになります。
例えば出来る子は、行動がシンプルです。
宿題を出したときに、不満の声を出しません。
一瞬チラッと表情に出ても、無言で手が宿題の範囲をメモしたり日付入りでマークするだけです。
宿題を万一忘れても、くどくどと言い訳しません。
自分が言い訳をしても、何も変わらないことが分かっていますから、さっと申告して頭を下げるのみです。
勉強中の体の動く範囲がコンパクトです。
脇を締めて、机と講師とホワイトボードだけを見ます。
やや前傾の姿勢で、問題に挑み続けます。
解き始めたら、めったなことでは席を離れません。
例えば出来る子は、会話がシンプルです。
余計な修飾語や擬態語・擬音語で発話を飾り立てません。
伝えたいことを、まっすぐにこちらに投げかけてきます。
それが質問であれ、抗議であれそうです。
しかし、そぎ落としすぎません。
必要な情報を、秩序を持って並べて発話します。
語尾を延ばさず、主語を落とさず、目をそらさず。
話は伝わりやすく、誤解がないので物事がスムーズに動きます。
出来る子はシンプルです。
そこに私は機能美を感じます。