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定期テスト対策は2週前から全開で

 
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定期テスト対策は2週前から全開で

相模原市立中央中・大野北中など、定期テスト・一斉テスト2週間前の中学が増えている時期です。

週末にテストに向けて学習しておこうという中学生諸君も多いでしょう。

もちろん、直前となる1週前の週末はガッチリやる予定でしょうが、まずはそのための2週前の週末の使い方が重要です。

直前の学習を効果的に行うための下準備とでも言いましょうか。

全学年・全教科に共通して言えることは「インプットを2週間前にどれだけ行うかがカギ」だということです。

教科書の通読(どの教科も音読がお勧めです)・暗記しておくべき内容のチェックと8割以上の習得・基礎問題の攻略ぐらいを2週前週末を目途に行いたいですね。

これまで80点を安定して超えていない/90点を狙えていない生徒諸君はまずここが出来ていないからです。

大体、これらの学習を直前の週末に多く持ち越していて、弱点の洗い出しが出来ていない状態であったことでしょう。

必然的に、演習量で補いたい分野に手が付けられなくなり、高得点が取れないわけです。

おまけにトレーニング不足から自分の「ミス傾向」が十分に把握できていませんから、本番でも無駄な失点が重なります。

そうならないためにも、まずは2週前の週末に全力を尽くしましょう。

中3の数学は手を動かすことで差がつく

今回の中3数学のテスト範囲は二次方程式の文章題と二次関数です。

差が付きやすいのは二次方程式の動点問題と二次関数の図形を絡めた問題です。

実はこれらが苦手な生徒は共通した欠点があります。

それは、図やグラフに情報を書き込まない癖がついているということです。

問題に答えるための立式をする前に、問題文に書かれた情報を一つでも多く図やグラフに書き込みましょう。

与えられた文字や関数式だけではなく、表記できる長さや交点の座標をドンドン書き込みます。

そのためには図やグラフに余裕が必要です。

ですから、ノートに大きく図やグラフを自分で書きなおしてから解きましょう。

数学が苦手な生徒に限って、問題のプリントなどに最初から書かれている小さな図にチマチマ書こうとします。

そういうところで不精をすることが、努力の薄さやそこに起因する学力の薄さにあらわれていると思ってください。

中2の数学は連立方程式の文章題で差がつく

今回の中2数学のテスト範囲は連立方程式と一次関数です。

まずは学校のワークの基本問題を全部潰しておきましょう。

90点以上を狙うために壁になるのは、方程式の文章題であることが多いです。

とりわけ、濃度問題・速さ問題などの割合に関する文章題になると途端に正解率が落ちる場合は立式の理解不足が原因です。

方程式はただの等式ですから、「何と何が等しいのか・何をどのような形であらわすのか」を言語化して処理できるように考えて解く癖をつけたいです。

もし割合に関する理解に自信が無ければ、思い切って小学生レベルの割合から考えなおしましょう。

ただし、いわゆる「きはじ」などのテントウムシ型の図に当てはめて解くのは避けましょう。

当てはめて解くということは概念理解からは程遠い行動です。

概念理解をせずに目先の問題に〇が付くことを願った結果が現在の学力だと考えましょう。

中1数学は学習方法で差がつく

中1数学は文字式と方程式が出題範囲です。

文字式による証明問題と、方程式の応用問題が一つの山になります。

学年もまだ上がっていませんから、多くの学校で基本的な学習姿勢が試される時期です。

学校で配布されているワークや塾のワークを丁寧に繰り返しておけば、十分に90点以上が期待できます。

ただしあくまで「繰り返しておけば」という点です。

試験前に一度だけ解いておくという学習では、90点以上は難しいでしょう。

試験直前の週末にまとめて解いて力試し、等と言う学習は絶対にしないでください。

まず2週前の週末に1回解いて「解ける問題」「ちょっと頑張るべき問題」「ピンチな問題」ぐらいの大まかな分類をしておきます。

その上で、「ちょっと頑張るべき問題」と「ピンチな問題」のある程度の攻略を1週前の週末までの課題とします。

ここに時間がかかるわけですから、これを直前の週末にあてては演習量不足で負けてしまいますね。

最低3周、出来れば5周分ぐらいの演習を押さえたい所です。

特に試験範囲の後半は学校の授業も駆け足になったり、学習量が不足しがちな比例式の問題で苦戦しかねません。

比例式は何と何を組み合わせたら比例の関係があると言えるのかを、問題文からしっかり読み取りましょう。

対応する者同士を判別できれば、ぐっと勝利は近づきます。

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