3学期の先取りは基本だけでいい
冬の間に考えておくべきことの一つは3学期の学習です。
どうしても年度の最後になると、学校の授業が遅れている分を取り戻すために速度が増しがちです。
数学で言えば統計に関わるような分野がそれにあたります。
そして統計であっても県立高校入試で扱われないわけではありません。
中3の最後の部分を除いて、中1・中2のデータに関わる分野は必ず出題されると考えましょう。
そのような部分をサラッと授業で触れて終わり、となると定着に不安が出ます。
そして1年後・2年後の入試で出題されたら?となると正解率が低くなります。
データに関わるものは他の分野と複合しにくいので、復習の機会も少し少ないですしね。
それが予想されるのであれば、今から先取りで教科書を読んでおくことが上策です。
別に難しい問題が解けるようになろうという話ではないです。
教科書をよんで用語を暗記しておくこと。
基本となるいくつかの例題に手をつけてみること。
それだけでも差がちゃんとつきます。
その上で学校の授業を受ければ、理解度が上がって得点が取れるようになります。
予習ほど基本に忠実な行動を強く意識していきましょう。