疑問詞入りの会話をしよう
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
どの問題を解くときであれ、問題を読まないで正解率が上がることはありません。
学習が苦手な生徒はほぼ例外なくろくに問題を読んでいませんし、人の説明も聞いていません。
試しに15~20秒ほどの意味のあるフレーズを口頭で示した後にそれを復唱してもらうと、序盤から復唱ミスが出ます。
復唱できないのは短期記憶の弱さと意味把握の弱さの2点が原因だと考えられます。
単純に短期記憶を鍛えるのは簡単です。
誰かが言ったことをそのままオウム返しする練習で始められます。
これは小学生のうちから鍛えておいてもらいたいものです。
ご家庭でも簡単にできますので、小学校低学年のお子さんと一緒に遊びとしてやってみて下さい。
一方で意味把握の問題は、「相手が何を言っているかを考えて聞く・読む」ということですのでご家庭で簡単に、とはいきません。
それでも普段から「なぜなのか」「どういうことなのか」という単語で回答できない会話を積み重ねていくことは効果があります。
単語やイエス・ノーで会話が終わるレベルの行動を繰り返していけば、思考力は伸びません。
万度「なぜなのか」「どういうことなのか」で会話しろとは言いませんが、少しでも多く考えて発話するトレーニングをご家庭でも積んで子どもたちの思考と表現を促していきましょう。