今年もタイパは悪い塾だ
学習において重視するべきことは学習量の総和です。
いわゆる効率のいい=タイパのいい学習をつい求めたくなる心情は世に多くあります。
しかし、それが実を結ぶ可能性が高いかといえば、そうでもありません。
タイパのいい学習をしようと思えば、それをやるための能力が必要です。
それに合わせて下地となる知識も必要です。
いずれにせよ、ある日急激にタイパの良い学習ができるようにはなりません。
コツコツ積み重ねていく一見遠回りな学習が必要になります。
そう思うから、今日も教室を開けて生徒たちを迎えました。
来てくれる生徒がいるのはありがたいことでもあり、悔しいことでもあります。
年末年始ぐらいは教室に来なくても大丈夫な状態に生徒を仕上げておけなかったわけですし。
とはいえ、今日来た生徒の中には模擬試験の偏差値を半年で15以上上げた生徒もいます。
それだけ上がるのは、コツコツやってくれているからです。
ちょろっとやってガッと上がって等と甘いことは考えていないからです。
積み重ねたおかげで、気温の低下とともに学力を伸ばしてくれました。
とはいえまだまだ余裕もなく、油断もできません。
冬休みの残り半分、まだコツコツを続けてもらいます。