演習して学力を伸ばすコツ
学習しているのに点数が伸びないという人がいます。
それはほぼ例外なく、間違いから学んでいないからです。
常々言っていますが、演習の第一歩はできないこと探しです。
間違える問題をみつけることが目標です。
その次に、間違えた問題を正解するためには何が必要かを見極めます。
それを取り入れたら学力が上がります。
同じ間違いを何度も繰り返していては、学力が上がりません。
それならまだ、同じ正解を繰り返す方がずっとマシです。
違う間違いを何度もするのは構いません。
僕と口頭試問をしている時に、「それはダメ」と言われた答えを繰り返す生徒がいます。
これは明らかにダメです。
ダメだと言われたことを繰り返している時点で性根が甘えています。
自分を変えなくてはいけないと思っていないからです。
自分を変えながらさまざまな間違いをするのは、学力向上の兆しです。
あれがダメならこれはどうだ？の繰り返しです。
試行錯誤とはそういうものです。
とりあえずやってみて、ダメだったらもう一度別のトライをすればいいです。
