守株
自分の考えを持つことは大事なことです。
自分で考えて自分で行動できる人間になれば、社会に出ても成長できます。
誰かの指示を待つだけの人間では、成長速度が社会の変化に追いつきません。
もちろん指示を待っていればいいだけの立場の仕事もありますが、それを望むかということです。
しかし、自分の考えで結果が出ないならその考えに固執しても結果は出ません。
結果を出したいのに現状で出ていないなら、結果が出る行動に変えていけばよいです。
例えば参考書の内容をノートにメモしていく学習をしようと考えたとします。
その作戦で実際に点数が取れているなら、なんの問題もないです。
もし点数が取れていないなら、その作戦は不味い可能性が高いです。
不味い作戦に理由をつけてこだわったとて、結果が出なければおしまいです。
そういう時には、さっさとノート作戦から撤退です。
点数が取れていない生徒の基本は暗記=インプットが不足しています。
あるいはアウトプットに至らない行動にとどまっています。
ならば、インプットやアウトプットの回数を増やすことを優先して選べば結果が出ます。
県立相模原高校などの上位高校で伸びる生徒は、例外なくここが上手です。
自我を強く持つ瞬間と柔軟に曲げる瞬間を区別できます。
変えるべきことを変えないでいる姿勢は保守ではなく守株です。
守株となって合格に至ることはありません。
そもそも結果が出ていないなら、行動が間違っているか不足しているかのどちらかです。
両方かもしれませんね。
いずれにせよ、結果が出る方向へちゃんと転換していきましょう。