継続と挑戦
小学生のうちに養っておくといいものの一つには、根性があります。
諦めない癖とでも言いましょうか。
やり始めたことを最後までやり抜く根性でもいいです。
一度諦めても二度三度挑み直す根性でもいいです。
そういう諦めない根性は性格の部分です。
性格は早い時期に癖をつけておけば一生子供を支えてくれます。
成長した後ではなかなか性格を変えるのは難しくなります。
小学生の低学年、あるいは就学前からの接し方が大事です。
結果を求めすぎず、継続や挑戦の価値を認めていきます。
親が求める行動をちゃんとやれていると思えば、子供は自分を肯定できます。
続けている自分には、挑んでいる自分には親を幸せにする力があるんだ。
そう思えば、子供は自分の行動をちゃんと大事にできます。
しかし結果を求めすぎればどうなるでしょうか。
結果は出ることもあれば、出ないこともあります。
結果を求める親にがっかりされることは、子供にとってマイナスになることもあります。
そうなれば子供は結果を出せない自分を恥じて挑戦しないかもしれません。
結果を求めてズルをすることもあるかもしれません。
それらはいずれも、長期的に見た結果を生みません。
逆説的な話しですが、これは非常によくある現実でもあります。