無意識に出て来るまでやる
三つ子の魂、百までと言います。
幼い頃の性分は老いても残っているという意味です。
小学生の間に覚えたことが今でも僕の中に意味あり意味なし問わずに根付いています。
地理の知識もそうですし、塾の先生の雑談もそうです。
本当にしょうもないこと、なぜ覚えているのか分からないことまで思い出されます。
今日も暑さでフラフラになりながら歩いていると、歌が思い出されました。
地元の民謡なのですが、別に歩いている状況に即したものでもありません。
特段心を揺さぶる歌詞でもありません。
それでも脳内を何度もその曲が巡りました。
単純暗記とは恐ろしいものです。
人間は成長の初期に単純暗記を得意とします。
成長するにつれて意味暗記が重みを持ってきます。
ですから小学校低学年で加減乗除をやるのは理に適っています。
低学年で徹底的に加減乗除を暗記するぐらいに叩き込みましょう。
意味がどうだのなんだのと考えなくても自然に手が動くくらいに叩き込みましょう。
学年が低いうちからそんなに学習させるのが可哀想だのと言ってはいけません。
そこでの手抜きが、高学年になった時の計算力の弱さに繋がります。
立派に算数が苦手になって、数学が不得手になっていきます。
その根本は低学年にこそあります。