自学ができているかの基準とは
自主的に学習する力が、自学力です。
自学力がある生徒とない生徒は、進級・進学するたびに差がついていきます。
進級・進学をすればするほど、学習の難度は高く量は多くなります。
高難度多量の学習を前にして誰かに追い立てられなければ学ばないなら、どうなるでしょうか。
火を見るより明らかでしょう。
だから僕は日頃から学年を問わず、最終的に自学できるようにと考えて声をかけます。
自主的に学習するというのは、自分で判断してこうどうすることです。
この自分で判断という部分がまず難しくもあります。
多くの場合、学習しないことを選ぶのもまた生徒自身の判断です。
誰かに学習を邪魔される・学習するなと言われることはないですしね。
自分がやっていることが自主的なのかどうかはどこで判別しましょうか。
これは簡単で、「なりたい自分・目標とする自分に近づく行動かどうか」です。
自分にとってプラスになるものを選べていれば自主的です。
自分の目標に近づかない、ただ目前の易きを盗むような行動はただの自分勝手です。
自分に対して「これは自分のためになることを選べているか?」と問いかけましょう。
自分で自分を制御すること、自立することもまた自学力の一部です。