学力向上進学重点校エントリー校としての県立相模原高校
県立相模原高校と大学進学
相模原市には県立相模原高校があります。
入試の難度を神奈川全県模試などの模擬試験で言えば、65=上位6.7%に位置します。
実際には5教科の学力検査だけではなく、特色検査と呼ばれる教科横断型も課されます。
相模原市内には他に特色検査を課す高校はありません。
近隣で言えば、県立厚木高校や県立大和高校がこれに当たります。
県立大和高校は県立相模原高校とほぼ同格の難度です。
県立厚木高校は偏差値で言えば70、県内ベスト5クラスですから2段は格上です。
学力向上進学重点校
県立厚木高校は神奈川県の「学力向上進学重点校」ですので、かなりの難度だと考えていいです。
ちなみに「学力向上進学重点校」は令和6年度で以下の8校があります。
- 横浜翠嵐高校
- 湘南高校
- 柏陽高校
- 厚木高校
- 川和高校
- 横浜緑ケ丘高校
- 多摩高校
- 小田原高校
基本的には大学進学実績を元に選ばれた高校です。
どの高校もトップであれば東京大学への進学がありえます。
横浜翠嵐と湘南は、20人以上が東京大学に進学するので実績としては別格になります。
いずれも大学進学のためにスタッフが集められ、カリキュラムが研究されています。
学力向上進学重点校エントリー校
県立相模原高校も、この「学力向上進学重点校」の指定を目指して「エントリー校」になっています。
エントリー校は以下の通りです。
- 希望ケ丘高校
- 横浜平沼高校
- 光陵高校
- 横浜国際高校
- 横須賀高校
- 鎌倉高校
- 茅ヶ崎北陵高校
- 平塚江南高校
- 大和高校
- 相模原高校
「エントリー校」が「学力向上進学重点校」になるためには上記の通り、大学進学の実績が必要です。
しかし相模原高校から東京大学などの最難関大学への進学は現状なかなか厳しいです。
地域的に近い県央・相模原地区のライバルである大和高校と同時には指定は受けないでしょう。
県北部の代表として県立相模原高校にも、ぜひ指定を受けてもらいたいものです。
そのためにもまずは、2024年4月のエントリー校指定をもう一度受けられるかどうかです。
そこで難関大学への進学者数が増加するなどの実績見込みがあるとされれば、道は開けます。
地域の高校の進学熱は、その地域の継続的発展に欠かせないものです。
ぜひとも相模原市の皆さんに学習に十分取り組んでもらいたいです。
そして、県立相模原高校を盛り上げてもらいたいです。
もちろん僕も上位高校進学・大学進学を目指す生徒諸君を応援していきます。