スマートな答案は未来に任せる
いかに手を止めないかということは、学力向上のために重要です。
問題文を読みながら手を動かす。
考えながら図に書き込む。
式で動かせる部分はとりあえず動かしておく。
よく分からないものは全部数え上げる勢いで書き始める。
そのような行動を面倒だと思って手を止めるのは、学力向上から遠い考え方です。
まず手を動かしていきましょう。
長い問題の文章題であったとしても、それは同じです。
式に出来る部分から、言葉のままでも構わないので式を書いていきましょう。
最初からスマートな大正解の答案を目指そうとするのは学習ではありません。
学習は学力を上げていく行動そのものです。
できないもの・難しいものができるようになるときが学力が上がるとき、学習した時です。
模範解答を書くことではありません。
それはあくまで学力が上がった結果として手に入る副産物です。
大事なのは手を動かしていくこと、頭を動かしていくことです。
そして頭を動かすのが苦手なうちほど、手を動かしていきましょう。
手を動かす中で必ず、頭が動いてくれます。
そうすれば算数や数学はきっと得意になれます。