逆算して考える
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
今日もいつもと同じ春期特訓、エイプリルフール何するものぞという一日でした。
ただ一点違ったのは元号発表の中継を、生徒と見たことです。
彼らの年齢ならばもう一度か二度は見られるものだと思いますが、それでも「前の元号の発表は塾で先生と見たなぁ」と思ってもらいたいといいますか。
平成のときはブラウン管テレビで、令和の今回はiPadと無線スピーカーで。
いよいよ昭和は遠くなりにけり、としみじみ感じ入りました。
生徒たちがちょっと偉いと思ったのは、区切りのいいところまで見たところで、塾長が指示を出さずとも演習に戻ったところです。
誰かに言われなければ行動しない人間であるより、自分で考えて行動できる人間であってほしいですからね。
それは年号がどう変わろうが関係のない考え方であるはずです。
考えるというのは非常に大事なことですが、考える癖がついていない人間が考えるようになるのは大変なことです。
生徒たちは「分からない」と口にします。
しかしそれが「知らないから分からない」と「知っていることを使えばいいのに頭を使っていないから分からない」とでは大きく違います。
何を聞かれているのか、そのために最後は何をするべきか、その最後にやるべきことのために必要なことは何か、それを考えるために何をやればいいか。
そのような逆算から考えることで、実際には解ける問題も多いです。
それを分からないと言ってしまうのは思考の放棄と減退です。
「減退はいかん。食い止めるのだ。」と考えます。
分からないという発言はしても構いませんが、場合によっては厳しく注意していきます。