分かりやすい作品ばかりに留まるな
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
賢くなるためというならば、売れているものがいいとは限りません。
僕は漫画やアニメであっても、作品を選んで使い方を間違わなければ賢さに寄与できると考えます。
初心者・初学者であれば何を読んでも見ても構いません。
まずは形式に慣れて習慣を身に着けることが大事です。
その上で、柔らかすぎない作品にめぐりあえれば何よりです。
柔らかすぎないとは、例えば「説明が多すぎない」ということです。
情景や心情を言葉で表すのは簡単です。
しかし、嬉しい時に人物に「嬉しい」と言わせるのでは、読み手の頭は使われません。
大げさな表情で感情を示すだけでは、読み手の頭は使われません。
状況をセリフで説明しすぎるのは分かりやすいですが、読み手の頭は使われません。
そういう条件を満たす作品は、分かりやすいのですごくヒットします。
それはそれで商業として考えれば大事なことですが、賢くなるかは謎です。
絵本であれば分かりやすさが何より大事です。
しかし、絵本のレベルに悪い意味で留まっているのでは賢くなりません。
少なくとも入学試験のレベルには賢くなりません。
読み応え見ごたえ歯ごたえのある作品に、少しずつシフトしていきましょう。