9月入学の可能性
読売新聞の記事で、9月入学の可能性についての文部科学大臣の発言が取り上げられていました。
萩生田文部科学相は24日の記者会見で、新型コロナウイルスの影響で学校休校がさらに長期化した場合に9月に入学・始業とするよう求める声があることについて、「様々なところで声が上がっていることは承知している」とし、「あらゆることを想定しながら対応したい」と述べた。
5月6日が期限となる緊急事態宣言の延長の有無などを踏まえ、選択肢の一つとして検討していく考えを示唆した。
始業時期については、幼稚園や小中高校などは学校教育法施行規則で4月始業が定められており、9月に移行する場合は規則改正が必要となる。一方、大学では、学長が独自に学期始めを定めることができる。
海外の学校では9月に入学時期が設定されているところも多いです。
海外からの留学/海外への留学を考えると、これまでの日本の4月新年度という枠組みが少し妨げになっている側面はありました。
もちろんあくまでも現時点では「いろいろな可能性について考える」というレベルにすぎません。
実際には変わらない可能性のほうがまだ高いかもしれません。
それでも、世の中がこのように思わぬ形で変わっていくことについて覚悟しておきたいです。
これまでは紙ベースの学習が前提であった学校教育でも、今回の事態を受けて急速にデジタルベースの学習が進んでいく可能性が高いです。
そうなると、これまでとは違った準備を生徒も家庭も塾もするべきでしょう。
慣れていないだのなんだのと言っている場合ではありません。
どんどん変わる世の中に追いついて行けるように、走り出してくださいね。