物語の読解で点数が上がる方法
高校受験に備えたい小学生を大募集しています。
どのような問題でも、与えられた情報の通りに解けば正解まで辿り着けます。
世の中には余計なことを考えないで自分のあるがままで合格点の答案を書ける生徒もいます。
しかし、あるがままで合格できない生徒の方が絶対に多いです。
あるがままでダメなら、人為を以て修正していくのが合格への王道です。
例えば国語の現代文で、物語の文章を読むとします。
物語の出題ポイント、読解のポイントの基本は「感情」です。
論説文・説明文と呼ばれる文章には感情をテーマとした出題がありません。
感情の読解を補うのが物語での出題です。
とりわけ扱われやすいのが「感情の変化の原因・結果」です。
登場人物の感情がどのように表現されているのか。
その感情は誰のどんな行動が原因で変化したのか。
変化した感情は結果として誰のどんな行動を引き起こしたのか。
ここが問われる問題が非常に多いです。
ですから、物語を読むときにはこう考えましょう。
「今から本文中の感情表現に線を引きます」
「感情の変化の原因に線を引きます」
「感情の変化の結果に線を引きます」
こういう単純な自分への指導と行動とで、確実に点数が上がります。
と、こういう話を生徒にはします。
やるかやらないかが圧倒的に分かれてしまうので、それが結果の差なんですけどね。
どんな学習方法であっても、やらない人間には豚に真珠です。