扇形と三角形
高校受験に備えたい小学生を大募集しています。
比べるというのは賢くなるためのステップです。
差異や変化を考えるのは抽象化の基本です。
何が同じか、何が違うか。
何を同じだとみなしても良くて、どこからはまずいのか。
そういうことを考えていけば、覚えることを減らして算数や数学を得意になれます。
例えば扇形と三角形の面積は同じように求められると言えます。
三角形の底辺に当たるものが扇形の弧の部分だと考えればいいわけです。
高さは頂点から対辺までの最短距離だから、頂点から対辺へ垂直に下ろした足の長さです。
扇形は半径があるので、どこでも同じ長さになりますね。
そう考えると、同じものだと見なすことができます。
これも一種の抽象化です。
ただ公式を覚えるのでも、多少はなんとかなります。
でも、その上のレベルに行くためには理解した抽象化がものを言うわけです。