1学期の数学と2学期以降の数学の違い
先日、「1学期の数学と2学期の数学は何が違うのか?」という質問をされました。
結局は同じ数学なのですが、ぱっと見で分かりやすく違ってくるところがあります。
それは「一層手を動かして書け・描け」というところです。
例えば1学期の終盤から2学期にかけては関数分野の学習が増えます。
関数と言えばグラフです。
青木学院も参加している個人塾長が100名以上参加する会議の場でも折々出るのがグラフの話です。
出来る生徒・出来るようになる生徒ほどグラフを確実に書きます。
丁寧に定規で、ではありません。
フリーハンドで素早く軸とグラフの概形を書きます。
そこに条件や座標をドンドン書き込んで、そこから分かることで答案を作って素早く正解します。
こういう手を動かす手順を、出来ない・出来るようにならない生徒ほどやりません。
これまで青木学院から県相に進学した生徒でグラフを書かない生徒を見たことがありません。
手を抜いてはいけないところで手を抜くからショボい答案・ショボい得点になるのです。
何が有ろうと無かろうと、グラフを書いて視覚的に確認してください。
という程度の注意さえ守れない程度にしか学力向上の覚悟がないなら、お帰りはあちらです。