無意識に確認できているのが基礎基本
僕が基礎基本と呼んでいる事柄があります。
例えば「増えるか減るか考える」「英語の基本は主語動詞」「指示語は読み替え」などです。
これらの基礎基本は、いつでも必ず使うレベルのものです。
どんな問題を解くときでも、これを基準に動くレベルです。
英語の文を見たらいつ何時であろうと、主語と動詞を確認していけということです。
確認と言っても時間や手間がそうかかることではありません。
慣れれば5秒以内に終わります。
なんなら2秒でも大丈夫です。
しかし、偏差値が60を超えない生徒はこの基礎基本についての指示を無視します。
面倒くさがってやりません。
丁寧な確認をしません。
だから考えないで場当たりでしか答案を作れません。
それを確認するために、僕は生徒のノートを見ては「この文の主語と動詞は?」と尋ねます。
この問いに詰まる時点で、指示に従えていないことが丸わかりです。
基礎基本は必ず従うべきルールです。
いつでもほぼ無意識に確認するべきレベルです。
この無意識でやれるレベルをどこまで増やしているかが、基礎基本が身についているかどうかです。
これなくして、学習方法がどうだの解き方がどうだのテキストがどうだのはありません。