できない理由の9割以上は「やってない」です。
学業においても才能の差異というのは確実にあります。
しかし、才能の差異を論じねばならないほど実力と格差のある目標を持つ人は稀です。
ということは、能力の違いは努力の違いに起因する部分が大きいんです。
例えば、塾長が良くする話の一つに「英語の教科書を50回音読すれば英語の点数など自在にとれる」というものがあります。
今日も中1の生徒に1セット2分30秒で音読できるお手本を見せました。
ただこれを繰り返す努力で英語は絶対得意になれます。
そして塾での指導は、音読をガンガンやることを前提として話をします。
しかし、これをやる生徒はなかなかいません。
ペナルティの一つも設けられなければやらない構えです。
それは自分の学力をど全力で上げて、自分の得点をどん欲に上げる意思の欠如です。
「そうまでして得点したいか、したくないか」の問題です。
学習方法が分からない等とくだらないことを言う以前の問題です。
当たり前行動をとらない結果として学力が低いのです。
数学の計算問題のトレーニングをサボった結果として学習速度が遅いのです。
それがために、応用問題に取り組む時間も確保できないのです。
それがために、難問をいじくりまわす時間も確保できないのです。
だから、まずは基本となる行動を完遂しましょう。
速度が十分早くなるまで、執念深く反復演習を続けましょう。