アナログな先人にならう
いつも前を走る誰かを見ながら生きている気がします。
視界に入らない人間は分かりません。
自分が中学生の頃は、父母世代がどのぐらいのものか分かってなかったようなものです。
だから、今の中学生にも自分がやっていることや自分の数年後が見えていないのも当然でしょう。
視界に入る近さの先輩が精一杯といいますか。
でも大人になるにつれて、遠くが見えるようになりました。
今は一回りぐらい上の年齢の人が何とか視界に入ります。
この夏の大作映画の一つである「ミッション・インポッシブル デッド・レコニング」。
主演のトム・クルーズは還暦だそうです。
還暦でまだあのアクションをやるのかと腰が抜けます。
ミッション・インポッシブルのアクションはトムのアイディアが多いとか。
自分であのアクションを考えては実行し続けるという。
もちろんいる世界も立場もレベルも違います。
でも、キャリアを重ねてなお挑戦し続ける先人には背筋が伸びます。
何でも機械やコンピュータで処理できてしまうと思ってしまいそうな便利な世界になりました。
デジタルに処理できることのありがたさは大変なものです。
ブログだってデジタルの塊ですからね。
その上で、アナログな存在である人間に出来るアクションにトム・クルーズは挑戦します。
僕もデジタルが幅を利かせつつある教育で、アナログに出来ることをやります。
生身だからこそできることで、子供を伸ばします。