夢を現実にするためには?
今日は高校2年生と授業前に軽い面談を行いました。
このタイミングで志望校を決めたので聞いて欲しいというお話でした。
一通り本人の意見を聞いた上で、その決断についての感想と、合格に向けての手順判断についての修正を伝えました。
テーマは「夢を現実にするには現実的に考えること」です。
僕が生徒に伝えることは現実的に可能なことのみです。
例えば残り時間から考えて達成不可能なことを生徒が言い出したら、止めます。
残り時間で目標を達成するための手順は、現実的に可能な段階を踏んでもらいます。
なぜなら、現実を手に入れるためには現実的に行動する以外にないからです。
大した努力もしていないのに、ある日いきなり学力が伸びることはありません。
他の人間に正解できないけど自分だけが正解できる問題が出題されて合格することはありません。
小学生の算数を丁寧にやらずに中学生の数学が得意になることはありません。
現実的に考えておきないことは何度願おうが起きません。
そうであるならば、現実的に実行可能なことを現実にしていくのが当然です。
週に1回2時間だけ大学受験に向けて苦手教科を学習しても、その教科が高得点になることはありません。
高校生で難関大学受験を志すならば、苦手教科・重要教科(合格点の1/3を占めるような)を2時間は学習するのが当然です。
件の生徒も自分の目標に相応しい行動をしようと改めて考えてくれた様です。
今日の授業での質問はどれも芯をくったいい質問でしたね。
この調子でまずはあと4日、ガンガンやっていきましょう。