算数から苦手になる生徒に共通する行動とは
数学が苦手な生徒はほぼ例外なく算数から力がついていません。
算数が力がついていない段階で修正していければ、中学高校の数学で戦えるようになれます。
何事であれ早期発見/早期対策が要なのは間違いありません。
では、算数の段階で苦手になっていることはどのように発見できるでしょうか。
一つには、単位に対しての意識の有無がポイントです。
数学は言うに及ばず、算数が苦手な生徒は単位に対して意識がありません。
数字だけで話をしたり、単位の読み違えをしたりしています。
㎤(立方センチメートル)や㎠(平方センチメートル)と書いてある物を㎝(センチメートル)と読みます。
この時点で自分が使っている値が体積/面積/長さのどれなのかをろくに考えていません。
こちらのブログでも何度も書いている通り、出てきている数字を適当に加減乗除しています。
また、単位に気を使っていない生徒は残らず割り算の順序が分かっていません。
例えば面積と人口が与えられていて人口密度を求める問題があるとします。
このときに「人口÷面積」ではなく「面積÷人口」で計算して失点しまいます。
大きい数字を小さい数字で割ればいいというクセがついているためです。
これも、自分が扱っている数字を単位ごと考えていないことからくるものの一つです。
この問題について解き方が安定しないのは、他の原因もあります。
一つには、言葉の定義を覚えていないということです。
人口密度=単位面積(1㎢など)あたりの人口ということを覚えていれば、また一段正解率が高まります。
丁寧に読むこと、基本を徹底して身につけることが大きな学力の礎になります。
基本動作を疎かにして計算問題や文章問題を解けばいいというものではないのです。