記述問題を空欄にしない
自分がなりたい自分だったり、やりたいことだったりが人にはそれぞれあるでしょう。
それを一つ一つ達成していくことはとても気持ちがいいことです。
何もなさぬままに時間が過ぎていった後にこそ後悔は訪れます。
テストに向かって学習をしておけば良かった、という後悔はその典型です。
何かをやるということは、時には大変なこと・手間のかかることもあります。
時間をかけて手間をかけて、時にはお金をかけてようやく手に入る瞬間があります。
そこまでしても望まぬ結果となることもあります。
それでも、やらない後悔よりはやる後悔の方がマシです。
数学の問題を解いている時に、記述がちょっと分からないと何も書かないままの生徒もいます。
どうせ不正解の可能性が高いなら、何もやらないでいいというスタンスでしょうか。
非常に勿体無い姿勢です。
失敗したからこそ得られる教訓があり得ます。
少なくとも一歩踏めた段階があるという達成感を逃してはいけません。
記述の問題でも計算の問題でも、自分がどこまでは書けたという実績を残しましょう。
その上で、次の1行に進めなかったのは何が書けていたのかを赤ペンで残しましょう。
次に解く時にその赤ペンの文字が思い出せたら、それが成長です。
その積み重ねの先に90点や100点があるのです。