想定外を想定内にしておく
準備が大事だというお話を昨日の記事に書きました。
この準備について意識しておくべきは「準備はうまくいかないことを織り込んでおく」ということです。
テスト勉強で考えてみましょう。
「テストの2週間前の週末にワークを五教科とも終わらせよう。そこから1週間で復習をして、最後の週末は実技教科の暗記に使おう」
こういう計画(と呼ぶレベルではありませんが)を立てる人は多いです。
そしてそのほとんどが、大した結果を残せずにいます。
結果が出ないのはもちろん計画が雑だということもありますが、原因はそれだけではありません。
計画に思わぬトラブルが起きてしまうことが多いからです。
これはもう、受け入れていくしかない現実です。
計画は上手くいかないから、上手くいかなかった時にどうリカバリーするかを決めておくことです。
何事もそうだと思っていますが、うまくいくことを前提に動いても大して思う様にはならないのです。
数学の学習でも、解説を一度読んだだけで全問正解できる様にはなりません。
理解したと思って解いている最中につまづくことはザラにあります。
点数を取れるはずだったテストで失点を重ねて負け戦ということは日常茶飯事です。
それらの不本意な出来事は起きるものだと覚悟して、そこからのリカバリーの手順を織り込んでおきましょう。
テスト勉強の準備でも塾選びの準備でも、余裕を持って取り組める時期から動くということです。
我が子に計画的にテスト勉強をしてほしいと望むなら、お母さんもまた塾選びを場当たり的でなく行っているはずですよね。