塾選びにちゃんと手間暇をかけているか
何事であれ準備こそが肝要です。
事前の準備をたっぷり入念に行えばこそ、結果が出る可能性は高くなります。
定期試験直前だけ学習するより常日頃から学習しておくほうが良い様なものです。
この準備にどれだけのものを費やしておくかが肝要なのは、対象となるものが大きければ大きいほど度が増します。
漢字の小テストより定期試験、定期試験より入学試験という具合です。
小テストなら休み時間に付け焼き刃で挑んでも8個ぐらい正解できる人もいます。
でも入学試験は中学3年間・高校3年間、ことによればそれまでの15年や18年の人生の学びを問われます。
試験前2週間だけ真面目にやったからといってどうこう出来るのは、能力が異常に高いか目標が異常に低いかです。
合格に向けて十分な準備ができていると言える状況なら問題はありません。
しかし少しでも不安があるのならば、迷っている時間の分だけ準備の時間が減ることを忘れてはいけません。
準備の時間が減れば準備の質も量も確実に落ちますし、思考も鈍くなります。
例えばそれはお母さんの塾選びでも同じことが言えます。
願っているのはただ一点、我が子の人生をより良いものとすることでしょう。
その時に特定の数字のみを目当てに塾を選ぶのは、公式だけ覚えて数字を当てはめるレベルです。
それでうまくいく側面もありますが、それでは突破できないものがあることを見失います。
でも、塾選びに手間暇をかけなければそうなってしまっても仕方ないわけです。
「こんなはずではなかった」を防ぐためにその塾について深く知ることができる時間を準備する。
これも立派な準備なのです。