個人塾とは塾長のイズムだ
個人塾とはイズムの有無だと考えます。
その塾の塾長が持っているイズムが、その個人塾を表します。
受験をどう捉えているか。
学習をどう捉えているか。
それらを吸収した生徒達が、その個人塾で大きな花を咲かせたり大樹へと育ったりします。
先日卒塾した生徒も、そのイズムを感じ取ってくれた手紙を残してくれました。
合格も不合格も一瞬であり、その先の生活にこそ大事なものが埋まっている。
合格はもちろん大事ですし、素晴らしいことです。
その先にある学生としての生活をどう過ごしていくのかは、更に大事です。
合格に慢心することなく、不合格に悲嘆することなく、ただ静かに前進するのです。
そこを心に受け取ってくれたことは、合格と同じぐらい誇らしいです。
でも、イズムとはそこだけに限るものでもありません。
数年前に卒塾した生徒が、保護者さんづてに愛知県のお土産を届けてくれました。
「塾長はこういうお菓子が好きなんじゃないか」と思って選んでくれたお菓子です。
それがこれでした。
この小倉トーストラングドシャ。
実は、実は件の生徒が卒塾した後に僕が生徒に出張のお土産に配ったお菓子でした。
つまり、この生徒の推定はドンピシャ大正解だったわけです。
うーむ、好きなお菓子のイズムまでちゃんと伝わっているとは思わぬ喜びでした。
就職も順調に決まったようですし、何よりです。
これからの人生も、周りの人からいろんなイズムを吸収して成長してくれますよう。