大学進学のために毎日計算トレーニングしよう
算数が苦手だというと、難しい問題が壁になっていると思う人が多いです。
文章題だと解けない、というのが、よく聞くお話です。
確かに、文章から立式するのは一つのハードルになります。
そこはそこで、取り組んで乗り越えてほしいです。
しかし、ちょっと待って欲しいとも思います。
そもそも計算力が足りてなくないか?と思う生徒は世に多いです。
四則演算のトレーニングもできてないのに、文章題の練習をしても負けます。
正確さも速度も足りないのに、難問を相手にしてはいけません。
200問解いてミスしないくらいの計算力が一つの目標だと考えていいです。
あくまで大学進学に向けて耐えうる数学の力を欲するならばです。
中堅公立高校に合格できればいいという程度なら、そこまでやらなくてもよいです。
しかし、小学生のうちからそこを目指すのは志が寂しいかもしれません。
大学進学を目指すのであれば、相応の目標を持ちたいものですからね。
200問正解できるようにと考えるなら、計算力を毎日磨いてください。
15分でいいので、毎日計算ドリルを解きましょう。
解いた後は厳密に採点して、ミスの原因を言葉にして潰します。
時間も必ず測って、工夫で速くなるように訓練しましょう。
走り込みや筋トレのような地味なトレーニングです。
でも、そこがいいんじゃない。