「おかわり」をしろ
そろそろ青木学院の夏期特訓も前半戦が終わろうとしています。
毎年のことですが、この時期になると「おかわり」を要求する生徒が出ます。
夏期に最低限のノルマとして提示してあるテキストを終えて、次の課題を求める生徒です。
個人的には「与えられたものだけで満腹の人間が劇的に伸びるわけがない」と考えています。
つまり、「おかわり」をして初めてスタートラインに立ったと言えるわけです。
「おかわり」をするには能動的であらねばなりません。
危機感がなければいけません。
速度が必要です。
学力を劇的に伸ばす諸々の要素がなければ人はそうなりません。
親に言われたから塾に来る程度の人間は、現状がゴールです。
そのままダラダラと生きていく人生もあるでしょう。
そういう人間のために役立つことは、僕は一切やりません。
そういう人間でも入塾させた方が、お金は儲かります。
でも、それは保護者の皆さんから生きたお金を預かることになりません。
お金をドブに捨てるのと同じことです。
僕はそういう商売をするようには育てられていません。
ですから今日も、預かったお金を生きたものとするべく生徒の答案をゴリゴリに引き潰しました。
明日もゴリゴリに引き潰していきます。
その覚悟がある生徒は、いらっしゃい。
そして「おかわり」をできるまで猛烈に学習しなさい。