根拠を言える答案を書く
どの学年でもそうですが、答案を書く際に気を付けてもらいたいこととして「根拠を言える答案」を目指すことがあります。
何故そうやって解くのか?ということを聞かれて答えられる答案ということです。
何となく数字を加減乗除して正解に辿り着くことも有ります。
しかしそのような論理の無い答案は、学習が進むにつれて何の役にも立たなくなります。
まして入学試験に対応できる答案づくりにはなりません。
1問でも、1行でも多くの答案で答案の根拠が言えるように書きましょう。
根拠が言えてそれが正しいのなら、どんなにどんくさく解いても構いません。
根拠をもって書いた答案なら、たとえ不正解でもその先に伸びが見えます。
しかし正解だと思っても、それを説明できないならばその答案の価値はありません。
常に世界を「なぜ?どうして?」と思って眺める視線が世界を面白く眺めさせるのと同じように、自分の答案も磨いてもらいます。
ただ正解すればいいという指導は一切しません。