途中式を作るように途中答案を作る
国語の記述問題に苦戦する生徒は多いです。
生徒によっては空白を残して試験終了や演習終了を迎えます。
もちろんこれは精神面で全くよろしくないことです。
時間内にベストの答案を残してこそ合否のラインを乗り越えられます。
ベストを尽くさない癖をつけておくのは全く理にかないません。
しかし、闇雲に書いても仕方がないので、答案づくりのきちんとした手順を練習してほしいものです。
例えばその一つが「途中答案づくり」です。
数学で計算ミスを防いだり思考を整理するために途中式を書きます。
式を見て一発で正解を出すことが出来ないならば、途中式を書いていったほうが正解率は上がるというものです。
国語の記述問題でも、いきなり正解答案を作る自信が無いのならば、いえ、そもそも自信ではなく実力がないのならば、いきなり答案を作るのは上作ではないですよね。
そこで事前に「いくつの要素を盛り込んだ答案にするか」「問われているのは何か」「どのような形式で答えるのか」を検討してメモにして書き並べましょう。
それを見ながら、答案の形になるように整理するのです。
これが「計算の途中式」ならぬ「記述の途中答案」となります。
記述問題に悩む方に、是非、ド勧めです。
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