解くためにはまず読み取り方が必要だ。
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
解き方を知りたいと子供たちは言います。
その場合に僕が解き方を教えることはあまりありません。
解けない子供たちに不足しているのは解き方についての知識より手前の部分です。
それは読み取る力です。
問題文が何を問うているのかを読み取れていません。
どこが重要なのかをピンポイントで読み取れていません。
グラフや表や図がなにを表すのかを読み取れていません。
その結果として解く手と脳が止まります。
だから問題が解けないのです。
解き方というのはある特定のタイプの問題で正解を出すための手法です。
それはそれで必要ではあります。
しかしその前に読み取らねばなりません。
読み取った情報からできることを一つずつやります。
そうすれば基礎基本となる問題が解けます。
そこを疎かにして解き方を求めるのは過剰なパターンマッチングです。
どう読み取るのか、どう考えるのかという脳の基本的な使い方が必要なのがほとんどの生徒です。
テストでの得点率が9割ぐらいの生徒であっても、ここが不足しています。
今日もじっくりと読み取り方について話をしました。
本当さらに大事な話も生徒本人には伝えましたが、それはまたいずれ。