子供の学力不振の未来を考えるか
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
出張をしていると、よその家族と同じ場所で過ごす時間も少し増えます。
子供達は普段から毎日見ていますが、親と一緒にいる状況となると話は別です。
塾での緊張とは別の、リラックスした無防備な様子が親子共に垣間見えます。
ホテルの朝食会場で騒がしくしている子供に、「うるさい」とだけいう親。
しかもスマホに目を向けたまま。
子供は規則を学ばず、真剣に見てもらうこともなく。
なぜその行動が良くないのか、どうしたらいいのかも説明されず。
その状況で子供が成長することはなかなかに難しいでしょう。
子供に何かを学ばせるためにはいくつかの注意点があります。
ただ現状をダメだと言うだけでは不足です。
それが良くないと判断される理由を納得させること。
どうあるべきかの目標を具体的に指示すること。
その達成を親が目で観察すること。
そして有無を言わせぬ圧力を発すること。
それらを備えず、子供に圧がかかるでしょうか?
注意する声が大きいかどうかではなく、本気を感じさせること。
子供に「あ、これはダメな話だ」と察知させること。
子供は親という最も身近な大人と、「大人との接し方」を練習しておくべきです。
そうでなければ、外部の大人との接触でそこから学ぶことになります。
肝心の学習内容習得が遅くなりますので、学力は伸びにくくなります。
そのまま学習が苦手になれば、学習に向かう意欲は減退します。
この不幸の原因はどこにあるのでしょうか?
そう考えるから、僕は生徒に対して本気で話をします。
だからうちは、面倒くさい塾なのです。