塾長、恩師に見ゆ
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
今日は高校時代の恩師に挨拶に行ってきました。
卒業以来ほとんど会えていませんでしたから、流石に緊張しました。
在学中も迷惑ばかりかけていたので、決して模範的とは言い難い生徒でしたしね。
短い時間でしたが、いろいろなお話をしました。
その中でやはり印象に残ったのは、指導者としての厳しさの話でした。
子供達の将来を考えるからこそ、厳しさを手放すわけにはいかない。
その厳しさが恨まれることもあるかもしれないが、その苦悩を持ちつつ生徒と向き合う。
指導者として恩師の足元にも及びませんが、その苦悩のかけらくらいは味わえるようになりました。
毎日毎日、生徒にどう学力を伸ばしてもらうかばかりを考えています。
厳しいと感じる生徒ばかりでしょう。
もっと生徒に優しく接した方がいいのかと考えることも毎日です。
それでも僕は、受験というものの厳しさを日々の指導に込めます。
技術もイズムも、僕は恩師たちの薫陶を受けたものからできています。
歪に受け継いでしまったところもあります。
そこも込みで、生徒と向き合います。
改めて、人に人として教えていくことの意義をしみじみと考えました。
71歳まで教職であり続けた恩師の背中にどこまで近づけるのか。
そう考えながら、故郷の道を走りました。