比例から一次関数を経ての二次関数
神奈川県の公立高校入試を考えたときに一つの山になるのが二次関数です。
関数の立式、座標の確認だけでなく図形と複合して出題されます。
大問一個が関数の分野で、小問三つで構成されます。
特に最後の小問を取ることが、県立相模原高校等の上位高校合格への鍵の一つです。
関数の大問をクリアするためには、中3になってから頑張ればいいというわけではありません。
関数の前半の小問をスムーズにクリアできるかどうかは、中1の比例と中2の一次関数で培った力にかかってます。
それらの基礎を固めておけば、二次関数になったからといって慌てる必要はありません。
逆に言えば、中2までに手を抜いた分は必ず中3になってから返ってきます。
泥縄になって負けるのは全ての分野について言えることです。
数学は多くの分野が、学年毎にらせんを描くように繰り返されます。
今やっていることが受験生の自分を助けるのだと常に考えましょう。