立体図形は大差がつく
立体図形の把握は算数で一つの壁になります。
それは、「式を覚えて当てはめて答えを出す」が通用しない分野だからです。
観察して想像して試行錯誤して、という地道な行動が物を言います。
ごく一部にはセンスで突破してしまう人もいます。
空間把握能力がナチュラルに高い人です。
しかし、少数の恵まれた例を自分に適用するのは概ね負け筋です。
勝ち筋とは悲観的なシナリオであっても攻略できるものに価値があります。
立体図形のために役立つのが積み木やブロック、パズルです。
自分の手を使って何度も組み上げたり分解したりする中で、立体を理解していきます。
プリント学習で言えば点描写と呼ばれるものなども有効です。
目に見えない部分がどうなっているかを考えることが、立体図形のキモの一つです。
楽ができない分野こそ、決定的な差が生まれるものだと心得ましょう。