メタレベルで考える
問題を解く速さが十分にあること。
自分の答案についての説明ができること。
両立できて初めて基礎基本が出来ていると言えます。
速度が低ければ実戦で役に立ちません。
テスト時間内に正答を出さなければ、目標が達成できませんからね。
そしてその答案の説明が出来なければ、理解が十分ではありません。
雰囲気で正解しても、先の学習になればなるほど通用しなくなります。
暗記は必要なことで、暗記しない学習は有りえません。
それでもその暗記したものの仕組みを理解しておかなければ、応用できません。
学校の英語の教科書の本文と訳文の暗唱ができれば得点は確実に上がります。
しかし、その文法的理解がなければ大学受験レベルの英文は読めません。
数学でも同様だと考えていいです。
そのためには日頃の学習から、問いかけを深くしておくのがよいです。
何故その答案になるのか?
どう考えたらその手順でいいのか?
他に考えられる道筋はあるか?
そういうことを問いかけておくことで、考える習慣が少しずつついていきます。
考える深さが増せば増すほど、根源的な理解につながります。
学習の方法そのものについても考えていきましょう。
なぜそうするのか?
どういう目的のための行動だと考えているのか?
実現可能性を上げるために変えられることはあるか?
そういうことを日常から考えておくことで、学習の精度が上がります。