指導者の方針を理解すると伸びる
どの場面でもそうだが、指導者の方針をどれだけ理解して実行するかが大事です。
指導者の方針はそれぞれ違いますが、その場面で最も成果が出る方針を考えているはずです。
指導者はそれぞれの分野でなにがしかの能力と実績があるから指導者です。
学ぶことの基本はお手本の模倣ですから、指導に沿って模倣を徹底するのが第一歩です。
しかし、そこに盲信があるのはよくありません。
模倣をしつつ、何故そのような行動をとるべきか、そのような意識を持つべきかを考えます。
理解した上での模倣は、ただの模倣より成長の速度も精度も上がります。
より細かくより深く模倣できるからです。
ただの模倣では上辺だけしか真似られません。
それでは意識の深いところまで根付きませんから、行動に反映されない可能性が増えます。
そのまま行動しても十分な成果に届かない可能性があります。
高い目標になればなるほど、現状からの成長が必要になればなるほどそれでは足りません。
そしてそのような理解を伴った学習には相応の手間と時間が必要です。
自力のみで指導者と同じ領域まで届いている、あるいは届く自負があればよしです。
自分の思う通りの行動だけで合格もあり得ます。
しかし現実にはそうはいかないのがほぼ全ての生徒です。
日常の学習から指導者にどんどん質問して、意図をシンクロさせていきましょう。