素直さと正直さ
学力を上げるというのは出来ないことが出来るようになるということです。
出来ないことに出会ったらそれを大事にしていかねばなりません。
自分が何をできないのか、どう乗り越えるのか、乗り越えるまでやり続けるのか。
そういうこととどれだけ真剣に向き合うのかが学力の差です。
苦手だの出来ないだの苦しいだのと言って逃げて学力が上がることはありません。
学力の低さの根源はその負け癖・逃げ癖にこそあります。
困難を何分割してでも立ち向かう人間であらねば学力は伸びません。
解けない問題に出会った時に踏ん張って立たねばなりません。
解説や例題をくまなく一語ずつ読んで考えます。
例題に書いてあるとおりの表現を答案に再現しながら考えます。
そういう地道な学習をせず、自分勝手に何かを決めつけて解いては学力が伸びません。
学力は素直さと正直さから積み上げてください。
小学生のうちにそれができれば、中学生になってからちゃんと伸びます。