集中力を保ち続けるために
学習にまつわる悩み事でよくあるのが、「集中力が続かない」というものです。
集中力が続かない原因の一つは「わからないから」です。
学力が低いうちはわからないものだらけで学習します。
そして、わからないものについては大抵の人間が尻込みをして逃げようとします。
結果として集中などできず、さらに学力が伸びません。
負のスパイラルの完成です。
ということは、ある程度わかるもの/わかりやすいもので勝負していくのが上策です。
いきなり難しい問題集に取り組もうとしてはいけません。
学習の基本となる教科書および教科書レベルのワーク類から取り組みましょう。
理想的なのは、7割以上は自力でサラサラと進められるものです。
また、集中力が続かないもう一つの原因は端的な「飽き」です。
これは飽きる前に気分を変えるのがおすすめになります。
教科を変えてもいいですし、ジャンルを変えてもいいです。
とにかく目先を変えることで、自分に飽きたと思わせないことが大事です。
一番簡単なのは、使う筆記用具を変えることです。
書き殴り用のボールペンを複数用意して、それで書きまくるイメージです。
書きまくって少し飽きたら、というより飽きる前にすぐにペンを持ち替えてまた書きまくります。
鮮やかなボールペンのインクでガンガン書いたノートは見目もよくなって気分がいいものです。
ただし、丸つけ用の赤ペンは決めておきましょう。
「丸つけは解く時よりも丁寧に」という考えを忘れてはいけません。
丁寧に丸つけをするための、決め打ちの一本を使ってください。