親は子供の応援団
速度を上げることは学力の基本です。
速度が速いか遅いかは色々な場面で現れます。
例えば決断の速度はほぼ学力に比例します。
速度の遅い生徒は決めることを極端に苦手とします。
決めて良くないことが起きることを極端に嫌がります。
実際には、何かを決めて取り返しのつかないことなどほとんどないのに、です。
決めて実行すれば、遅くなってマイナスになることはありません。
仮に最善の選択でなかった場合でも、やり直す時間が残ります。
ダメだったらリトライすれば済むことの方が、世の中には多いです。
勇気を持って成功すること・失敗することの経験をどんどん積んでいくことが大事です。
子供が失敗したことそのものを、大人が過剰に責めてはいけません。
同様に、過剰にからかったり馬鹿にしてはいけません。
大人が過剰にからかうことは、時として子どもにとって大きな心の傷になります。
対等な関係でないのなら、行為には権力関係が必ず生じます。
そこを大人が無自覚に接すれば、子供は大人の前で失敗することから逃げます。
挑戦したことを認め続ければ、子供は挑戦を恐れません。
決断の速度が速くなり、行動が速くなります。
長期的に見れば、必ず子供の学力にプラスになります。
親は子供の応援団であってください。