どう賢くなって何を身につけるかを意識する。
体を使う時でも、頭を使っていれば効率が上がるという話があります。
運動部の練習を長時間やるのが昭和の作法でした。
しかし令和の現代では、短い時間の練習でいかに力をつけるかという考え方もあります。
神奈川県代表で夏の甲子園に出場している慶應義塾高校などもそちら側のようです。
同じ競技でも様々なアプローチで上達したり向き合ったりするのはいいですね。
どれが正解ということもないでしょうし、違ったアプローチから学ぶことも多いものです。
じゃあ学習も頭を使えばもっと短い時間で学力がつくのではないか?
と言いたいところです。
これはこれで多少の理はあります。
しかし、そもそも学習は頭を使ってやるものです。
筋肉だけではなく頭脳もというのはプラスになります。
それと比べて最初から頭脳のみを使うのであれば、少々スリムな時間にはできるかもしれませんが、大幅には無理でしょう。
その少々をどうやって作っていくかは意識したいところです。
運動をする時に体のどこを鍛えようとして何をするかを意識しよう、という考え方があります。
それと同様に、自分が今課題としていることは何で、それを改善するためにこの学習があるんだと考えてください。
ただ漫然とやっていては時間をうまく使えないのは、運動も学習も同じです。