言葉を知らないで文を読むなかれ
数学に限りませんが、学力が伸びない生徒に共通しているのは基礎の抜けです。
例えば数学の問題文に出ている用語の意味をきちんと覚えていないというレベルもそれです。
速さとは何か?
変化の割合とは何か?
余弦とは何か?
そういうことを分からずに問題文を読んでも意味が通りません。
立式などもってのほかです。
一度読んで分かったつもりで聞き流しているから、いつまでも点数が伸びません。
英語だってそうです。
品詞の名前や分類、順序を即答できないレベルでいくら問題を解いてもスカスカです。
基礎基本を徹底するという当然のことにおいて油断しているからいつまでも学力が伸びません。
これは小学校の頃から油断した学習をしているから起きている事態です。
我が子の学力を伸ばすなら、なんとなく雰囲気で物事を処理することを許してはいけません。
物事を子供が誤魔化したりぼやかしたりしているのを見過ごしてはいけません。
一つ一つの用語や概念をどれだけ丁寧に扱うかを子供達と共有しましょう。
そのためには子供と一つでも多くの会話をしましょう。
いろんな言葉を浴びせ続けましょう。
一言でも多く子供達から言葉を引き出し続けましょう。
そうやって子どもの語彙力や思考力を育てるのに手を抜かない親だから、子供が伸びます。
学問的な部分やレベルになったら、僕の出番ですから。