失敗を恐れて行動しない生徒が県立相模原に合格することはない なぜなら遅いから
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
県立相模原高校合格を目指すときに、多くの生徒にとって最初の壁となるのが速さです。
近年の神奈川県の公立高校入試問題での出題がそれを物語ります。
英語の単語数を中心として、入試問題は情報量が多いです。
素早く読み、素早く判断し、素早く考え、素早く解く。
多くの情報をどうやって処理していくかが問われています。
これは、大学入試の設計がそうなっていることが反映されているものです。
他の多くの学力と同様に、速さは一朝一夕に身につくものではありません。
反復して練習した結果として身につくものです。
その代わり、地道に反復すれば一定程度までは必ず伸びるものです。
掛け算九九を練習すれば少しずつ速度が上がっていくのと同じです。
掛け算九九を200回繰り返して速度が上がれば、正確さも上がります。
それは計算練習でも、図形の証明でも同じことです。
無意識に正解できるようになって初めて身についたと言えます。
「ええと」と考えているうちは修行が足りません。
試験本番でそれをやれば、時間に負けて失点/不合格となるからです。
そうならないために、演習があります。
そしてそれは日常生活でも訓練すべきことです。
いかに多くの回数、自分の脳に負荷をかけて速度を上げるか、です。
観察し、判断し、決断し、実行する。
これを何万回繰り返したかが、その人の生活での速度になります。
誰かに決断させたり行動を促されたりしているうちは、お話になりません。
我が子の速さを奪っているのは、第一に大人です。
簡単な決断から素早く行わせるように仕向けていかねばなりません。
「早くしろ」と怒るのはほぼ効果がないことがあります。
子供たちは正解することを重視するあまり、不正解を嫌うようになっていませんか?
不正解するぐらいならモタモタして大人に任せて自分の責任を逃れたいのです。
不正解であることを過剰に叱った結果でしょう。
挑戦すること、前のめりに行動すること。
失敗しても、改善点を話し合って次に上手くやれたらよしとすること。
そうやった上で、速度が上がるための挑戦を保ち続けてもらいましょう。
もちろん、安全などには留意する練習をした上で。
失敗を恐れてすくむのが、一番速度を遅くさせることがあるのです。
もちろん、個人差や限界は必ずあります。
その限界が「本気で練習をし続けた結果」ならば、それが成長です。
何かを理由/言い訳にして学習しなかった人生よりずっと上等です。